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展示会レポート 2022.01.14

第23回 自動認識総合展

エレクトロニクス 実装技術 編集部

第23回 自動認識総合展

 

 

 自動認識技術&ソリューションの専門展示会『第23回自動認識総合展』が、(一社)日本自動認識システム協会の主催により、10月6日(水)~8日(金)の3日間、東京ビッグサイトで開催された。

 同展示会の主催者企画〈未来をつなぐAUTO-ID〉では「SDGsを支える自動認識」をテーマに、“持続可能な開発目標”と自動認識技術の関わりを実感できる取り組みが紹介されたほか、出展企業各社の「事例でわかる自動認識」や「自動認識システム大賞」受賞作品などのパネル展示も行われ、3日間の来場者数は6,994名を集めた。

 

 

 

 マスプロ電工(株)は、軽量コンパクトで設置しやすい新型の平面アンテナの参考出品を行っていた。

 同製品は、耐候性に優れたASA樹脂製のアンテナカバーで耐久性を強化。

 また、アンテナ下部にVESA規格のビス孔がついており、規格対応の金具の取り付けや壁付け設置が可能。

 ラインアップは、円偏波の『RAF2131』と 直線偏波の『RAF2135L』、円偏波で持ち運べるラケットタイプの『RAR2031』を用意し、『RAR2031』はポータブルアンテナとして使用できる。

 

平面アンテナ

 

 

 

 タカヤ(株)は、免許登録が不要な特定小電力無線局タイプの UHF帯ハンディ型リーダライタ『UTRSHR201』の展示を行っていた。

 同製品は、Bluetooth/WiFi/USB通信を搭載し、上位OSを選ばず接続することが可能。

 また、電波出力の増減ボタン付きで、本体にて出力調整が可能。

 さらに、無償のiOS用サンプルプログラムを用意。

 落下防止ストラップひもを付属し、スマホ取り付け用アタッチメントをオプションで用意。

 

UHF帯ハンディ型リーダライタ『UTR-SHR201』

 

 

 

 アイニックス(株)は、ハンズフリー&Androidタブレットクラスの現場作業用ウェアラブルコンピュータ『RealWear HMT-1』の展示を行っていた。

 同製品は、防水性、防塵性を備え、高温で危険な環境や騒音下の作業に対応し、非常に堅牢で、ヘルメットや安全帽に装着することも可能なヘッドマウントデバイス。

 保護眼鏡や矯正眼鏡との併用にも対応できる。

 高解像度マイクロディスプレイは、7インチタブレットを見るときのように視線のすぐ先の最適な位置にセットできる。

 また、産業用ダッシュボードのように、必要なときにだけ配置し、使用しないときには邪魔にならない場所に移動が可能。

 さらに、同社ソリューションパートナーが提供する強力なソフトウエアアプリケーションにより、スクロール/スワイプ/タップが操作なしに単純な音声コマンドだけで使用できる。

 

現場作業用ウェアラブルコンピュータ『RealWear HMT-1』

 

 

 

 システムギア(株)は、Windows10 IoT搭載のIC/磁気カード対応マルチリーダ端末『PDC-310』の展示を行っていた。

 同製品は、カメラによる画像認識を利用したアプリの開発が行えるほか、既存のアプリをインストールすることでオンラインセミナーやWeb会議にも利用できる。

 また、モバイル運用で持ち運びも簡単。

 さらに、磁気カードとICカードの併用が可能。

 

IC/磁気カード対応マルチリーダ端末『PDC-310』

 

 

 

Gichoビジネスコミュニケーションズ株式会社エレクトロニクス 実装技術 編集部

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