(株)東芝は、2月14日に開催した取締役会において、4月1日付で車谷暢昭氏を代表執行役会長に選任することを決定した。また、現代表執行役社長の綱川智氏を6月開催予定の定時株主総会以降も現職に再任することを決定した。
さらに、同取締役会で車谷がCEO、綱川がCOOとして、東芝グループの経営にあたることを決定した。
なお、同取締役会では、両氏を本年6月に開催予定の定時株主総会に提出する取締役候補者とすることを併せて決定しました。
現在の東芝グループは、事業売却、資本増強を経て、従来と事業構成や資本構成が大きく変容しており、今後、東芝グループとして持続可能な社会に貢献していくためには、収益基盤の強化および成長事業の育成に精力的に取り組む必要性がある。
このような状況のもと、現在の東芝グループの経営には、従来以上に外部の知見、視座を積極的に取り入れる必要があることから、東芝グループ外の見識、実績のある人物を執行役会長に迎え、執行役会長がCEOとして中・長期的な事業戦略、対外活動を担当し、執行役社長がCOOとして業務執行を担当する体制が最適であると判断したものである。